第4回目「お見事な人」〜百々和宏氏<MO'SOME TONEBENDER>〜

塚本 「スリーラバースに関わる『お見事な人』
そんな人達に対談形式で僕が質問しまっくて困らそうという企画。
第4回目「お見事な人」が、MO'SOME TONEBENDERの百々さん!!
宜しくお願い致します」
百々 「宜しくお願いします。アイゴンのは見させてもらいました」
塚本 「ホントですか!?ありがとうございます」
百々 「小松ちゃんのも出てるんですか?」
塚本 「はい。今アップ中です(取材時2月)」
百々 「見よ」
塚本 「百々さんがスリーラバースに来て頂いたのは1年くらい前ですかね?」
百々 「最初に来たのは、もうちょっと前ですよね」
塚本 「そうだ、無垢のパーティーにも来て頂いているんですもんね」
百々 「はい。最初はアワヤンですね(笑)名前言っても分からないですけど(笑)
粟野さん(COLUMBIA MUSIC)が、今日も僕着てますけど、この服のグレーを着てて『おっ!それいいな』というとこから始まって(笑)
『おっ!良いでしょ(粟野さん 風)』(笑)」
塚本 「(笑)」
百々 「『じゃあ今度一緒に行ってみようか』と(笑)」
塚本
「かなり緊張しましたよ。逢えると思ってなかったから」
百々 「何をおっしゃいますか〜(笑)」
塚本 「ホントにっ!!」
百々 「いやそんなこと言ったら、僕も洋服屋に入る時って緊張するタイプなんで(笑)」
塚本 「(笑)」
百々 「お互いに緊張してたんですね(笑)」
塚本 「(笑)その時の印象とかあります?」
百々 「まず場所にびっくりしましたね。まあ僕はどちらかというと西の果てに住んでいるので浅草は『ちょっとした旅行気分』(笑)」
塚本 「(笑)浅草に来られた事はありました?」
百々 「まあ、ありましたけど浅草寺だったりですね」
塚本 「服を買う場所ではなかったですよね」
百々 「そうですね。なんでまずそれにびっくりしたのと。
あと来てみて、いわいる洋服屋というよりも作りが倉庫っぽいじゃないですか。それにびっくりしましたね。服の量がすごい(笑)」
塚本 「(笑)」
百々 「基本的に僕が初めて入る洋服屋さんは緊張するんですよね。
基本的に洋服屋さんと美容室が嫌いなんですよね(笑)」
塚本 「(笑)雰囲気にですか?」
百々 「雰囲気が!!(笑)」
塚本 「あ〜できあがってますもんね」
百々 「そうなんですよ。結局こっちが合わせないとイケないというか、まあ話しは色々しますけど『合う』か『合わない』かというのが凄いあるじゃないですか?洋服屋さんにしても美容室にしても。
それで中々、居心地良い事がないんですけども、まあスリーラバースは『なんて腰の低い方達なんだろう』というのがまず・・(笑)」
塚本 「(笑)いやいや」
百々 「強力な(笑)」
塚本 「(笑)ありがとうございます。
そして洋服の話しになりますが、百々さんが洋服に気を使う部分ありますか?僕はもうシャツのイメージが強いんですけど」
百々 「あ〜はいはい。そうですね、もうシャツしか着なくなりましたけど」
塚本 「すごい似合ってますよ」
百々 「そうっすか!?ありがとうございます。
一旦着だすと、もうそれしか着なくなるタイプでボーダーのロンTを着てた頃はそれしか着なくて『ステージでもそれしか着ない』というふうになっちゃうんですよね」
塚本 「シャツでステージって大丈夫ですか?汗吸わないじゃないですか?」
百々 「あ〜別に・・・それはありますよ(笑)」
塚本 「(笑)」
百々 「ワンステージやるとシャツで乾いてる部分がないんですよ。ホントないんですよ(笑)」
塚本 「(笑)だから僕、何度かライブ観に行かさせて頂いた時に『涼しいシャツ』や『汗吸うシャツ』を作ったら『百々さん喜ぶかなあ』と思ってましたよ」
百々 「あ〜!!!!いいですね。
あとはステージで着るシャツに関してはサイズくらいですかね。気になるのは。なかなかこう細身のシャツって探してみると無かったりするんですよね」
塚本 「そして、この日本のロックシーンに、なかなか無い感じのロックバンド
『MO'SOME TONEBENDER』なのですが、僕から観ててスタイル的にも貴重だしライブ観てても『すごいなあ』と思うのですが、
百々さんの中でそれは『考えられてできたスタンス』なのか『やってくうちにできてきたスタイル』なのかお聞きしたいのですが。
『ロックとはナニ!!』みたいなのがあれば」
百々 「『ロックとはナニ!!』いきなり核心ですか!?(笑)」
塚本 「(笑)始めて5分くらいで、すでに核心を聞いてる僕なんですけど」
百々 「(笑)もはや、なかなか音楽専門誌のインタビューでも聞かれる事がなくなりましたけどね(笑)
でもバンドやる事に関しての『こだわり』っていうのはスゴイある方だとは思うんですけど、もはやそれをいちいち考えたり、バンド内で確認したりとかっていうのはやってないんですよね。
でもやっぱり3Pでやってますけど、『3人の個性というか色というか、それがうまいこと出てる事なんだろうな』とは思うんですけど」
塚本 「僕の中でもバンドは3Pが理想なんですけどね」
百々 「みんなそう言われますよね」
塚本 「『それがちゃんと忠実にできるバンド』というか『3人でココまでできるんだ』みたいなのは感じましたけどね。『貴重だなあ』って」
百々 「ありがとうございます」
塚本 「今のバンドはキーボード入れたり、スカっぽくペット入れたりとか多いじゃないですか」
百々 「そうですね。でもね僕らに言わせてもらうと『じゃあラクチンだから、もう1人メンバー入れよう』と考えたとしても逆に面倒くさいですよね。
そのもう1つ意見が増えるわけじゃないですか。バンド内で。それも面倒くさいし、『3人でこれだけ面倒くさいのにもう1人増えてどうすんだ』というのもありますね(笑)」
塚本 「(笑)そうですよね」
百々 「僕3Pバンド『MO'SOME』で初めてだったんですよ。だから始めた頃は『なんて楽なんだろう』と思った部分は『3人なんで小回りきく』というのと、あとはまあ『ギャラの配分がいい』という(笑)」
塚本 「(笑)でた!」
百々 「それは結構デカかったですけどね。最初の頃は(笑)」
塚本 「百々さんって男の僕から見てもかっこいいんですが、これはホント僕個人的な質問で申し訳ないんですけど、百々から見た『いい女』『いい男』というのを是非聞きたいですね」
百々 「(笑)う・・・これね、『いい男』といえば・・・
僕、水戸黄門とか好きなんですよ」
塚本 「古い人ということですか?(笑)」
百々 「(笑)古い人というか、水戸黄門の『人』と『なり』というか。ひけらかさないというかね。『ここぞ』という時にビシッと(笑)」
塚本 「(笑)出しますよね」
百々 「おいしいとこ全部持ってて。まあそれ以外は凄い偉い人なのにひょうひょうとしてるという。ああいうの憧れますね」
塚本 「なるほどね」
百々 「女の人は・・・うーん・・・
タイプ的には『黙って付いてくる女はいいなあ』とは思いますけどね。
でもなかなかね・・・」
塚本 「『なかなかね』って!!(笑)」
百々 「(笑)」
塚本 「そんな百々さんが作る曲のタイトルなどには聞き慣れない言葉が多々出てくるのが印象的なのですが、百々さんの中では聞き慣れている言葉ですか?」
百々 「いや、そういう訳でもないですね。
でもタイトル考えるのって毎回悩みますけどね」
塚本 「それは曲ができあがってから考えるんですか?」
百々 「途中でてきる事も多いんですけど。
割り合いで言うとタイトルからスタートする曲が一番少なくて、あとは途中でフッと浮かんでくるのと、最後の最後にひねり出すみたいなのが半々なんですけど。『ペチカ』でいうとホント何も浮かばずに悩んだタイトルなんですけど」
塚本 「聞き慣れない言葉なんだけど、曲を聴いたら『ペチカ』っぽいと言えちゃう状態にあるのがスゴイですよね」
百々 「そうですね」
塚本 「なんか『タイトル』っぽいというか」
百々 「うん。だから一言で言い表す言葉とか、何となく雰囲気が伝わるような曲を聴いてフィットする言葉っていうのをいつも探そうとはしてるんですけど。
ペチカはたまたま本で見つけたその言葉をパッと拾ったんですけど、見た瞬間に『あっ!!これだ!!』と思って『やったー!!』って(笑)」
塚本 「(笑)」


「どういう時に曲は作りますか?
よく『ドライブしてたらメロディが浮かんだ』とかありますけど、僕なんかは部屋にこっもって『曲を作る態勢』を整えないと駄目なんですよ。『作るぞー!!』みたいな」
百々 「僕もそうです」
塚本 「そうですよね!!」
百々 「うん。『ドライブしながらできたー!!』というのは憧れますけど、『嘘やろ』みたいな(笑)」
塚本 「(笑)」
百々 「東京出て来た頃というのは、まあちょうどメジャーになって年間のおおまかなスケジュールとかあって『このへんでアルバム出そう』とか、
わりと決まってくるじゃないですか。それに合わせようとした時は最初大変でしたけどね。
乾ききった雑巾をそれでも絞って絞って(笑)」
塚本 「(笑)」
百々 「『何か出てこーい!!』みたいなね(笑)」
塚本 「(笑)」
百々 「ただ、その経験上そうやってできた物が『出涸らししか出て来ないか』って言ったらそうでもなくて悩んだら悩んだ分結果は良い方に転ぶ事のほうが多いんで、なんかそういうのを何度か経て『諦めが付く』とか『できるときはできる』みたいに気楽に構えられるようになったのは、ここ2年くらいですね」
塚本 「福岡でバンド活動されてて、たまたま會田さんとライブやられたんですか?」
百々 「福岡でイベントやったんですよ。まあ主催はイベンター主催で、『ブッチャーズ』と『FOE』と僕らと・・・
『ナンバーガール』も出てたかな?それで『知り合って』っていう感じなんですけど」
塚本 「僕、會田さんから『めちゃくちゃかっこいいバンドがある』って聞いてたんですよ」
百々 「まあこっちにしてみれば『エルマロ』時代から知ってるし、
そん時『FOE』も初めて観て『あっ!今こういう事やってんだ!』とちょっとビックリしたこともあって。
話しをすると凄い気さくな人じゃないですか。
それにもビックリしたし。會田さんにも何度も言ったんですけど、
最初に観てビックリしたのは自分の持ってるギターをすんごい時間かけて磨いてるんですよ(笑)
ライブハウスの中で(笑)」
塚本 「(笑)」
百々 「それがなんか『エルマロ』の頃のイメージって、わりと渋谷系というか・・・」
塚本 「僕、怖いイメージありましたもん!」
百々 「あっ!それもあったんですけど。すんごい売れてる人というのと、あとは見た目の怖いというイメージがあったんですよね。
で會田さんがモズライトをリハ前に一生懸命、客席に座り込んで自分で弦張り替えながら磨いてるギャップがスゴクて『なんだこの人は良い人なんだ』なんて(笑)」
塚本 「(笑)良い人ですよね〜」
百々 「そっから話しがトントン拍子に進んで、『じゃあスプリットでシングルを出そう』とかあって、でまあそういうとこから色々あって話しをするようになって、凄いアイディアが湯水ように湧いてくる人なんですよね。そう考えると昔の『エルマロ』とかいちいちコッテたじゃないですか。『なるほどなあ』と思いますね」
塚本 「小松さんともその時に知り合ったんですか?」
百々 「そうですね。『ブッチャーズ』で」
塚本 「その小松さんが前回の『お見事な人』でして、百々さんに対して質問を戴いております」
百々 「(笑)」
塚本 「『今でもメタル、ハードロックは好きですか?
ちなみに44マグナムのドラムはジョエではなくジョーですよ!』という事なんですけど」
百々 「またなんかツマラナイ事、聞いてますね(笑)」
塚本 「(笑)昔はメタルとか好きだったんですか?」
百々 「昔というよりも中学の3年間オンリーだったんですよ」
塚本 「そうなんですか!」
百々 「狂ったように聴いていた時期がありまして、ちょうど中学入って仲良くなった友達がメタル狂だったんですよ。そいつと仲良かった3年間だけ聴いてたんですよ。
それでこの『クエスチョン』の中身の話しは、ちょっとした笑い話で、初めて僕が観に行ったライブというのが中学1年の時で『44マグナム』だったんですよ。それを小松さんがえらいウケてて(笑)」
塚本 「(笑)」
百々 「で、ドラマーの名前が分からなくて最近無いんですけど昔は必ずパンフレットがあって、パンフレット見たらドラムの人がつづりで言うと
『JOE』だったんですよんね。それが中1で読めなかったんで
『ジョエー!!』とか『ジョイー!!』とか適当に、中1の坊主3人が騒いでましたね(笑)」
塚本 「(笑)そんな百々さんにメッセージも戴いております」
百々 「はい」
塚本 「『ビックになっても俺の事忘れないでね!昔は一緒にツアーやった仲ですから!なんちて!
百々君もまたバイク買って一緒にツーリング行きましょう。そうだ!バイカーバンドやろうぜ!』」
百々 「おう。はいはい。バイカーですか」
塚本 「前回の小松さんの時に『百々さんはハーレー乗ってた』と聞きましたが」
百々 「そうなんですよ。今となっては見る影もないので」
塚本 「こっち来てからは乗ってないんですか?」
百々 「乗ってないですね。まあMO'SOMEがばんばんライブをやりだすようになった時に、乗ってたハーレーを売ったんですよね。機材車に変わりましたけどね(笑)」
塚本 「(笑)」
百々 「機材車と引っ越しの予算に全部変わりましたね(笑)」
塚本 「小松さんは『バイカーバンドもやりたいしバイカーブランドも作りたい』とおっしゃってましたが」
百々 「ほう。じゃあスリーラバースで」
塚本 「はい。『じゃあスリーラバースでやります』とお約束しました」
百々 「(笑)あっ良いですね。それは入れてもらいたいなあ」
塚本 「(笑)バイクなくてバイカーブランド作っちゃうという」
百々 「それは良いですね。しかし道のりは険しいですけど(笑)でもどうなんですかね?東京で?バイク乗られてるんですか?」
塚本 「僕は原付だけですね。あとは車ですね。すごい憧れますけども」
百々 「小松さんは今はBMでしたっけ?」
塚本 「そうなんですよね。新しく買いましたよね」
百々 「まあ東京でデッカイバイクって『どうなのかな?』って思いますけどね。ちっちゃいバイクの方がすり抜けとか楽チンそうじゃないですか」
塚本 「そうなんですよね。だから僕も原付で止まっちゃってるんですよね。Uターンとかもバイクからサッとおりて押せば歩行者扱いだから、すぐできちゃうんですよね。そのサッとおりるのが原付が良いですよね」
百々 「あ〜なるほどね」
塚本 「23区内だったら原付で十分動けますからね」
百々 「うんうん」
塚本 「『バイク乗りたいなあ』と思います?」
百々 「うん。『乗りたいなあ』というのはちょっとありますけどね。
現行で売ってるバイクで良いバイクがないのと、あとは『東京で乗ってどうなんだ』というのが・・・
九州で乗ってた時は土地が良すぎてツーリング天国なんですよ。北海道なんかもそうなんですけども。まあ東京以外なら何処でもいいのかなあ。山近い海近いというのがあったんで」
塚本 「僕2年くらい前に、ウチの社長と福岡、大分と行ったんですよ」
百々 「それは買い付けかなんかで?」
塚本 「『ブッチャーズ』のライブ観に行ったんですよ(笑)」
百々 「(笑)」
塚本 「東京で観るのはちょっと『普通すぎる』という事になって、『福岡行って小松さん達を驚かそう』という話しになって」
百々 「わおー!(笑)」
塚本 「大分は知り合いがいたので行ってきたんですけど、ホント福岡も大分も『もう1度行きたい街』なんですよ」
百々 「それはどのあたりに行きました?」
塚本 「福岡は天神に行ってきましたね」
百々 「あっ天神ね」
塚本 「街歩いてて『若い子達が凄い洋服に気を使ってる街だなあ』って思いましたね」
百々 「ほうー」
塚本 それで親子で歩いてるのが目についたんですよ。お母さんと娘さんみたいな。それだけで『良い娘さんだ』と感動しちゃって」
百々 「(笑)」
塚本 「ラーメン食べた時も、隣が親子で『いい街だあー!!』みたいな」
百々 「(笑)なんすか!!それ!!」
塚本 「とにかく『良い子がいっぱいいて、おしゃれな街だなあ』と(笑)」
百々 「そうなんですか!?僕は結構、地味な印象がありますけどね。いちを日本で5大都市ぐらいにいれれば、いちを入ってそうな街じゃないですか。その割には地味だなと」
塚本 「じゃあ次はMO'SOMEが福岡でライブの時には、急に行きますよ(笑)」
百々 「(笑)ドッキリで!」
塚本 「はい。ドッキリで!!」
百々 「(笑)その時には、まあラーメンのうまいとこをね。洋服屋はあまり知らないですけど」
塚本 「お願い致します(笑)」
百々 「はい」
塚本 「そして現在、最新アルバム「Rockin'Luuula」が発売中。それをひっさげての『バイバイ世界 tour』ですが、今回、考えている事はありますか?こんなとこを観て聴いてほしいとか・・・」
百々 「そうですね。僕らってどちらかというと、ドカーンと演奏してドカチャンとちゃぶ台引っくり返したような感じで殺伐としたイメージが強かったんですけど、最近はライブで『自分らでどんどん楽しくしよう』というのが、だんだん強くなってきてるんですよね」
塚本 「だって僕行けなかったんですけど、『百々さんがライブでダイブした!!』というのを聞きましたよ!!」
百々 「あれはね、最初で最後ですよ(笑)」
塚本 「(笑)そうなんですか!?」
百々 「あれは、気が付いたら飛んでましたね。でもあれは楽しいかどうか言ったら分からないですけども(笑)」
塚本 「(笑)」
百々 「あっそうだ。ちょうど『Rockin'Luuula』のレコーディングが終わった直後ぐらいで、なんか解き放されたものがあったのかもしれないですね(笑)」
塚本 「(笑)」
百々 「まあツアーに出ると、ちょっと思考こらして『お楽しみポイント』を作ったりしてるんですよ。今回はなんやろうなあ。まあ『お客さんが喜ぶことはやりたいなあ』と。まあ『喜ぶ』のか『凍り付く』のか分からないですけど(笑)」
塚本 「では『お楽しみに』ということで」
百々 「はい」
塚本 「では、今後百々さんが『挑戦したい仕事』とか、『こんな人とやりたい』とかありますか?」
百々 「そうっすね・・・バンドとしては年々新しい事をやってるので、今の良い状態をいかに長く続けるかという。『まだまだ続けたいなあ』というのはあるんですけど。
あとは、最近はバンドはもちろん土台としてあるんですけど『もっと広げて』というのがあって細かいトコではまだ話しはできないんですけども・・・
まあ 『色んな人とセッションしたい』というのと『トリビュートなど盛んに参加したいな』と思いますね。
やっぱりバンドの中でばっかりやってると、どうしても内向きに目がいってしまうので『居心地良い』と言ったら良いんですけども(笑)
もっと色んな人とやりたいですね」
塚本 「『人に曲書いてみたい』というのは?」
百々 「あ〜なかなかね〜」
塚本 「『自分が作った唄を女の子に唄わせてみたい!』とか」
百々 「はいはいはい。そういった話しはあったりなかったりしましたけど(笑)」
塚本 「(笑)」
百々 「いやでも、そういうのを含めてですね。『そんな事をやるのか!?』というような事をあえてやってみたいですけどね。『こんな人とやるのか』というのをやれたら楽しいですけどね。なおかつ『ギャフン』と言わせたいというのもあるので」
塚本 「百々さん『ギャフン』と言わせるの得意そうですけどね」
百々 「いや〜そればっかりですね(笑)」
塚本 (笑)だからこちら側としては楽しみですよ。『次は百々さん何やるんだろ?』みたいな」
百々 「そう思ってもらえるうちが花ですけどね。『またこれかい』なんて言われちゃったら(笑)」
塚本 「いやいや」


「そして次回の『お見事な人』が歌姫『YOSHIKAちゃん』なんですよ」
百々 「お逢いしたことないんですよね」
塚本 「なので、『女性』としてでも『女性シンガー』としてでも、ご質問を戴けたらなあと」
百々 「恐縮なんですけど、『どういうシュチュエーションで歌詞を書くのか』というのは気になりますね。
歌詞ってまず白紙の状態から取っ掛かり見つけるのに、『どういったモノからインスパイアされたるのかな』というのを聞いてみたいですね」
塚本 「あとはメッセージを戴けたら幸いなのですが」
百々 「『よかったらライブを』(笑)」
塚本 「(笑)伝えときます」
「今後スリーラバースに求める事はありますか?」
百々 「いやー『もうこれ以上何を求める!!』って感じなんですけども(笑)」
塚本 「百々さんが『コレして!』と言ったら僕達はすぐ動きますよ!!」
百々 「(笑)そうっすね・・・ステージで着れるシャツなんかを作ってもらえたら最高ですね(笑)」
塚本 「じゃあ百々さんとシャツのダブルネームやりましょう!!」
百々 「そうっすね!!それはもう是非!!」
塚本 「お願い致します」
百々 「はい」
塚本 「最後にこの『お見事な人』を見てる人にお言葉を戴けたら」
百々 「おしゃれを磨くのも大事ですけども自分の中身を磨く事も大事ですよ(笑)」
塚本 「おー」
百々 「『俺が言うな!』という感じですけど」
塚本 「いや説得力ありすぎますよ」
百々 「(笑)すみません」
塚本 「今日はお忙しい中、本当にありがとうございます」
百々 「いえいえ。ありがとうございます」
 

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MO'SOME TONEBENDER


百々和宏(Vo.&g.)
武井靖典(B)
藤田勇(Dr.)


Official HP: http://www.mosome.com/enter.html