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この橋ができあがるまでには色々な人が関わってるのは当然なわけで、
この橋を造ろうと言いだしたのは鈴木さんで〜
最後のボルトをギュッと閉めたのは、ちょっと内気な田中さんで〜
その田中さんは娘とうまく会話ができないのが悩みで〜
この仕事のおかげで娘が「すごいね!」なんてうれしい言葉をかけてくれて〜
とじゃんじゃん想像力を働かせると橋を見るのにも『感動』の大きさが全然違う。
ただ見て「でっけえなあ」だけでは感動は終わらせたくはないものです。
「でっけえなあ」だけで、感動を終わらせちゃう人が増えると「こんなとこにこんなもん造りやがって」なんて貧困な考えの人が出てきちゃう。
海は広いで終わらせない。山は高いで終わらせない。ライオンは恐いで終わらせない。
これが幸せだよね。
2005/8/22 塚本 |